ファイル操作

mv

ファイルやディレクトリを移動する。同一ファイルシステム内ではリネームにも使う

SYNTAX mv [options] source dest

主なオプション

オプション説明
-i上書き前に確認を求める
-n既存ファイルを上書きしない
-f確認なしで上書き
-v移動したファイルを表示
-u移動元が新しい場合のみ移動

使用例

# ファイルをリネーム
mv old_name.txt new_name.txt
# ファイルを別ディレクトリに移動
mv file.txt /tmp/
# ディレクトリを移動(cp と違い -r 不要)
mv ./old_dir/ ./new_dir/
# 複数ファイルをディレクトリにまとめて移動
mv file1.txt file2.txt file3.txt /archive/
# 上書き前に確認
mv -i newfile.txt existing.txt
# ワイルドカードで一括移動
mv *.log /var/log/archive/

リネームの典型パターン

# 拡張子を変更
mv document.txt document.md

# 日付をファイル名に追加
mv report.txt report_20260607.txt

# ディレクトリごとリネーム
mv old_project/ new_project/

cp との違い

mv はコピーと削除を同時に行う操作。同一ファイルシステム内では実体のコピーは発生せず(i ノードの付け替えのみ)、高速に完了する。異なるファイルシステム間では実際にコピーが行われる。